タトゥーを綺麗に早く消す方法

入れてしまったタトゥーを消したいと思ったとき、皆さんがまず考えることは「レーザーで消すか、切り取るか」だと思います。傷は大きく残るけれど切り取って一気に終わらせるか、時間がかかってもレーザーを使用してできるだけ綺麗に消す努力をするか、というのはとても悩ましい問題だと思います。

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レーザーと切り取りはどちらが優れているのか

レーザーで消すか、切り取るかという選択肢を考える場合のポイントは、「性格」「部位」「大きさ」です。これらを見極めることである程度の方向性が決まります。基本的にはレーザーによる治療が第一選択です。

傷が気になるかどうかは性格が大きい

同じ傷を見たとき、「気になる」「気にならない」という判断の違いは性格的な部分がほとんどです。あまり気にしない人にとってはそれほど気にならない傷であっても、気にしやすい人にとっては大きな傷として感じてしまいます。自分は性格的にどちらに近いのかを考えると、切り取る選択肢が選べるかどうかが決まります。今までの体にある傷が少しでも気になっている方には、切り取る治療を勧められません。多くの場合には傷を見るたびに悲しく、後悔した気持ちになると思います。

1回で無理なく切り取りできる大きさ・部位か

切り取る場合に考えなければいけないことは、「1回で」「無理なく」切り取ることができるかどうか、です。1回で切り取りが完了できなければ、レーザーと同じくらいの長い期間が治療に必要となります。1回で無理して切り取り、引っ張り合わせて縫った傷はケロイド状になり大きく目立った汚い傷になってしまいます。1回で無理なく切り取ることができれば、短期間で傷も目立たずに治療を完了させることができますので、切除も有力な選択肢の一つになりますが、複数回必要な場合にはレーザー治療を積極的に考えるべきです。

1回で切り取れるかどうかは大きさだけでなく、部位によっても異なってきます。背中などの皮膚が伸びづらいところは、お腹や胸などの皮膚が伸びやすい部位よりも切り取る判断を慎重にしなければいけませんし、鎖骨やうなじなどの傷が汚く目立ちやすい部位などでは1回で切り取れたとしてもレーザーによる治療を積極的に考えたほうが良い場合があります。

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レーザー治療が優れていると言われる理由

基本的にはレーザー治療でできるだけ目立たなくさせ、消えずに残った部分の中で気になるところだけを最小限の範囲で切り取るのが一番良い方法です。ただ、時間的・費用的には一番負担が大きくなります。最近のレーザー治療は進歩しているので、かなりの部分まで綺麗に消すことが可能になってきました。

レーザーでは消えないと主張している医師も中にはいますが、そういった医師のネット上での発言を見ていると、レーザーに関する知識が非常に乏しいと言わざるを得ません。なぜレーザーに反応してタトゥーが消えるかすら分かっていない医師がいます。そういった場合、自分のレーザー治療の技量がないためにレーザー以外の方法を勧めてくると言っても過言ではありません。タトゥーの基本治療はレーザーですので、切る方法での治療を選ぶ場合でもレーザーによる治療のカウンセリングは受けた方が賢明です。

切り取り手術のメリットは、今すぐタトゥーが消えるという部分に重きを置いている場合のみです。1回で切り取れない場合、傷が少しでも気になる場合、そこまでタトゥーを消すことに緊急性がない場合などでは第一選択にするべきではなく、慎重な判断が必要です。

削る方法などもありますが、結果が安定しないようで、きれいに治っている症例がある反面、同一医師でもタトゥー全面のひどいケロイドになってしまっている症例もあるようです。ハイリスク・ハイリターンの治療だと言えます。

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タトゥーのレーザー治療は数で勝負

基本治療であるタトゥーのレーザー治療。タトゥーをレーザーで早く綺麗に消すにはたくさんのコツがあります。その中でも大切ないくつかのポイントについて解説していきます。

なぜタトゥーがレーザーで消えるのか

レーザーで色素を消すという言葉を聞いたとき、一般の方はレーザーが色素を蒸発させてそのまま消してしまうようなイメージだと思うのですが、実際には違っています。なぜレーザーでタトゥーが消えるかというと、レーザーによって細かく壊された色素を細胞が食べて消化するからです。その細胞はマクロファージ(貪食細胞)と呼ばれ、ゆっくりですが地道に働いてくれています。直後にはそれほど薄くなっていなかったタトゥーが数週間経過して薄くなっていくのは、こういった理由からです。皮膚の浅いところであればターンオーバー(皮膚の入れ替わり)で皮膚のアカと一緒に消えていくものもありますが、量としてはわずかです。

急がば回れ

マクロファージが細かく砕かれたタトゥーの色素を食べて処理する能力は、上にも書いた通りゆっくりです。強い力でレーザーを照射してたくさんの色素を壊したとしても、タトゥーが薄くなっていく経過には大きく影響を及ぼしません。1ヶ月でマクロファージが消化できる色素の量が50だったとすると、100壊しても消化に2ヶ月かかるだけで経過自体は変わらないのです。むしろ、皮膚表面のダメージが大きくなりますのでケロイド化のリスクなどが上がり、刺激によって皮膚が厚くなるとタトゥー除去の効率も落ちますので、デメリットばかりということになります。2ヶ月に1回、皮膚にダメージを大きく与えながら100の色素を壊すのであれば、月に1回、皮膚へのダメージを少なくして50の色素を壊した方がメリットは大きいと言えます。レーザーによるタトゥー除去は「急がば回れ」、細かく少しづつ治療するのがコツなのです。

ダメージが出た時は無理しない

肌へのダメージを最小限にしようと思って照射しても、予想より強く肌にダメージが出てしまう場合があります。出血や皮膚のただれ、数日続く痛み、強い腫れや赤みなどが出た場合には、1ヶ月後に無理して次のレーザー照射を行うよりも、しっかりと2ヶ月くらい休んでから照射した方が良いことが多いです。直後から傷口を清潔に保ち、ステロイドなどの薬を塗り、ケロイドを予防する内服薬などを飲むことが大切です。

肌にダメージが残っている状態で次のレーザーを照射してしまうと、ケロイドなどのトラブルが起きやすくなりますし、皮膚自身が厚くなって自分を守ろうとするため、それ以降のレーザーが深くまで到達しづらくなる可能性もあります。レーザーによるタトゥー治療は1回で終わるのではなく繰り返す必要がある治療ですので、後に引きずる無理は禁物です。

キルシェクリニックができること

東京都港区赤坂にあるキルシェクリニックでは、医師としての社会奉仕活動の一環としてレーザーによるタトゥー除去を積極的に行っています。「1年以内には消す」を目標にして、月に1回のペースで照射できるよう、肌へのダメージを最小限にしながらもタトゥー除去の効果をできるだけ高められるように照射の強さをコントロールしています。

価格に関しても治療に取り組みやすくなるよう、5cm×5cmを1年間回数無制限のフリーパスで49,800円〜(税別)としております。また、無料モニターも毎月募集しておりますので、気になる方はチェックしてみてください。

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